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乙男と聖おにいさん [本・漫画・TVなど]

最近中古を大人買いした漫画、「乙男~オトメン」と「聖おにいさん」。

病院・歯医者で読んで続きがどうしても読みたくなってしまったのでした。

オトメンは、数年前のドラマで岡田将生君と夏帆ちゃんがいい味出してて

柴咲コウのエンディングテーマもカッコよかったのに打切りになってしまい、

肝心の大団円の結末まで行かなかったのが残念。。漫画自体はジェンダーに

ついて切り込んだ名作です。途中枝葉を広げすぎて中だるみ気味ですが、中々

進展しない乙女な男子と男気あふれる女子のカップル、かなり好きでした!

いい子たちなんだな~これが。自分らしさとは何か考えさせられます。

オトメン(乙男) 全18巻完結セット (花とゆめCOMICS)

オトメン(乙男) 全18巻完結セット (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 菅野文
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: コミック
そして、「聖おにいさん」。イエスとブッダが師として弟子に慕われ
人としても魅力的だったのだろうなあと納得できるほんわかコメディ。
イエス&ブッダ・リスペクトの自分にはかなり嬉しい企画です。
知らない人には豆知識が得られて勉強にもなるし(?)もともと知って
いる人には逸話のあるあるネタで更に笑えます。

聖☆おにいさん(13) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(13) (モーニング KC)

  • 作者: 中村 光
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: コミック
それにしても、いい年してまだ漫画読んでるとはねえ・・って
多分おばあちゃんになってもまだ読んでいるだろうなあ。。[眼鏡]

YOUTUBEで最近やっと見たアニメ「鷹の爪団(初期の頃の)」と
「おそ松さん」、いつもながら流行から大幅に遅れていますが(笑)
超受けました~!続編を望む[手(チョキ)]



漫画「ごめんなさい」 [本・漫画・TVなど]

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福祉について考えるきっかけになったのは「ごめんなさい」という漫画でした。

きれいな女の子が膝を抱えて「ごめんなさい」と泣いている絵から話ははじまります。

何不自由なく育ったお嬢様A(名前忘れた)。美人で明るく親切で頭も良い人気者。

転校生Bは地味で寡黙でいつも同じ服を着ていて皆と馴染もうとしない。

AはBと仲良くなろうと世話を焼き、家に招いてご馳走し自分のドレスを着せる。

Bは恥ずかしそうにしつつも笑顔を見せていたので喜んでくれていると思っていた。

が、市の福祉課の人が「Bの家族から余計なことをしないでくれと言われている」と

Bにあげた洋服を返しに来る。Aは良い事をしてあげたのに・・とショックを受ける。

その後絵画コンクールで、入賞の常連だったAの華やかな絵画を抑えてBの暗い絵が

大賞に選ばれる。夕日の中、大八車を押す家族を影の様に描いた見る者の胸を打つ絵。

今まで何でも一番だったAは悔しくて、誰もいない時にBの絵を切り裂いてしまう。

さすがにとんでもない事をしたとBの家に謝りに行くと立ち入り禁止になっている。

経済的に困窮していたBの家族が一家心中したというのだ。。

確かそんな感じの話で強く印象に残っていました。当時小学校低学年だったので

福祉の意味も知らず、ではどうすれば良かったのだろうと考えてしまいました。

人の誇りを傷つけたり、生甲斐を奪う事や、善意の押し付けの残酷さが後から

じわじわとわかってきましたが、どなたの作品だったのでしょうか・・。

当時少女漫画にもそういう社会派もあり、別な漫画で原作がレイブラッドベリ

だったと最近知った幻想的な問題作もありました。侮りがたし。。


ノーベル文学賞の周辺 [本・漫画・TVなど]

今年のノーベル文学賞がボブディランとな!何という変化球・・。

代表曲「風に吹かれて」しか知らない人がほとんどでは。

といってもディランほど知名度のある作家はいないかも・・って作家なの?

こち亀のテーマ曲を歌っていたホフディランが再浮上しそうな予感です[グッド(上向き矢印)]

小学生の時、仲の良かった同級生が好きだった「学生街の喫茶店」という曲の

「片隅で聞いていたボブディラン」という歌詞を聞いて、学生の雑談を

喫茶店の片隅で聞いている変な外人さんなのかと思っていました(笑)

村上春樹氏自身は別に狙っていた訳ではなく周りが騒いでいるだけなようですね。

仕事に直結する本屋とマスコミ?既に知名度も高くて受賞の有無に関わらず

海外へ発信する力も機会もある方なので、がっかりする事もないというか。。

今後も多くの人の心に届く作品を書き続けてほしいデス。ちなみに私が好きなのは

「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」です。(かなり古い・・)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1985/06
  • メディア: ハードカバー


高校生の頃は、過去の受賞者である川端康成「掌の小説」の文章の美しさや、

大江健三郎の「万延元年のフットボール」のダイナミックな構成に感動したものでした。

今回検索していて安部公房が以前有力候補に挙がっていた事があると知りました。

安部公房は星新一と共に中学生の時に読みまくった作家の一人でした。

「R62号の発明」という短編が面白くて、「壁」「砂の女」「燃え尽きた地図」等

不条理の世界を彷徨いながら、カフカみたいだなあと思っていました。(カフカも

定番の「変身」から「城」「審判」「アメリカ」を同時期に読んでいたので。)

安部氏と星氏は互いにすごく意識し合っており、安部氏はカフカに影響を受けて

いたとか・・要するに私はその手の世界が好きだったということなのですね。。

本棚の奥に並んでるのをもう一度読んでみたくなりました。[本]

壁 (新潮文庫)

壁 (新潮文庫)

  • 作者: 安部 公房
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/05/20
  • メディア: 文庫

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

  • 作者: 大江 健三郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1988/04/04
  • メディア: 文庫




眺めていることの至福 [本・漫画・TVなど]

 観察でも分析でもなくただボーッと眺めていることが好きです。

最も幼い頃の記憶は、初春にぬくぬくとこたつに入りながら、

カーテンの隙間から射し込む光の粒子をひとりで眺めていた記憶。

幼児期には水彩画風「人魚姫」のエメラルドグリーンの海の色と、

金色の泡と化した人魚が光に向かって登っていく場面に釘付けになり、

「白雪姫」が捨てられた森の樹木や草花の可愛らしさに目を奪われ、

「ちいさいおうち」の素朴な家とのどかな風景に憧れてじーっと眺めたり。

ちいさいおうち

ちいさいおうち

  • 作者: ばーじにあ・りー・ばーとん
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1965/12/16
  • メディア: 大型本

・・と振り返ると話の内容はどうでも良かったらしい(^^;)。

幼稚園に飾られていたミレーの「晩鐘」の複製画、

ドールハウスの窓から見える景色や白い大きならせん階段、

日時計の針が刻々と変わるのを休み時間になる度眺めていました。

小学1年の時、小高い校庭からいつも眺めていた屋根の連なりを

そのまま描いて東京都絵画展で特選になった事もありました。

さぞやボーッとした変わった子と思われていたことでしょう。

とても役立つ人材にはなれそうにない、ものぐさな怠け者かも・・

ということで美術展に時々連れて行ってもらっては喜んでいました。

理系の兄は博物館の方が楽しかったようで「三つ子の魂百まで」ですね。

肉体を持たずに純粋に視るだけの「千の風」みたいな存在になることが

究極の理想ですが、生きている間は叶わない夢ですね。。

なので写真集や画集を眺めるのが今でもとても好きです。[喫茶店]

いつもブログで美しい写真をUPして下さっている皆様には自宅に居ながら

楽しませて頂いて感謝しています!こんな楽しみ方があるとはブログを始める

まで知りませんでした・・今後ともよろしくお願い致します[黒ハート]


あさの絵本

あさの絵本

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: アリス館
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 大型本



夏目漱石の妻 [本・漫画・TVなど]

「夏目漱石の妻」という面白いドラマ(全四回)をNHKで放映しています。

漱石が神経症や胃潰瘍を患っていたとか、妻の鏡子さんが悪妻だったらしい

という話は聞いたことがありますが、家事が苦手で朝起きられない妻という

点に共感できるので(^^;)笑いながらも同情してしまいました。。

癇癪もちで神経質な漱石の理不尽な要求と経済的苦境に日々晒られつつ

漱石に傾倒するたくさんの弟子と子供達の世話をし、漱石を最後まで

支えた鏡子さん、偉いじゃないですか!どこが悪妻なんだ・・。

実の父親に冷たく扱われ、育ての親には甘やかされ大事にされたものの

最後はお金でやりとりされて愛憎入り混じる複雑な感情を抱いてしまった

感受性の強い漱石の苦悩も見ていて辛かった・・。そしてやんちゃな

無名の猫が漱石の癇癪を幾分和らげて、家族を繋いでもいたのですね[猫]

一押しの長谷川博己さんと、感情表現や間の取り方が巧みな尾野真千子さん

という理想の組み合わせに、先日は養父役で芸達者な竹中直人さんが加わって

3人の息を飲むような迫真の演技に芝居の醍醐味を味わいました。いや~、

ほんとすごかった!鳥肌ものでした。15日(土)の最終回は見逃せません!

漱石の思い出 (文春文庫)

漱石の思い出 (文春文庫)

  • 作者: 夏目 鏡子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫




しかけ絵本Ⅱ~メッゲンドルファーさん [本・漫画・TVなど]


鎌倉にメッゲンドルファーさんというしかけ絵本の専門店があります。

江ノ電和田塚駅から徒歩3分の小さなお店ですが品揃えは何と600種類!

http://www.meggendorfer.jp/index.html

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見本をあれこれ手に取り悩んだ挙句、女性に人気の「くるみ割り人形」を購入。

シックな色合いと繊細な切り絵は大人でも十分楽しめます。文章もおいしそう。。

かなり大型で厚みのある「星の王子さま」、妖精の森や花のポップアップもの、

医学部を目指してほしいお子さん(?!)にも良さそうな「人体」等初めて見る

絵本もいろいろあって面白かったです。通販もされているようです。

周りには大正時代の時計がコチコチ良い音をたてている古民具を扱うお店など雰

囲気のあるこだわりのお店が多く、散策も楽しいですね[晴れ]

駅舎跡にできた軽食やドリンクのお店「FARM TO YOU」でひと休み。

目の前を江ノ電が通り過ぎる、緑でいっぱいの開放的で素敵なお店です。

http://www.farm-toyou.com/

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しかけ絵本 [本・漫画・TVなど]

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恐竜絵本を取り出したついでに家にあるしかけ絵本をいくつか。。

左側はボルジェ・スベンソンという方の「クリスマスのおはなし」。

クリスマスものは美しい物が多くてワクワクしますね!・・なのに、う~ん。

スマホ撮影が上手くいかずひどいピンボケ。本当はもっときれいです(:--:)

本を広げて紐を結ぶと360度楽しめる星形になるので飾っても絵になります。

奥行きがあって大人の鑑賞にも堪え得る幻想的な天使のイラストも魅力です。

クリスマスのおはなし (メリーゴーラウンド・えほん)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 1981/01
  • メディア: 単行本

 右は庭造りで有名なターシャ・テューダーさんの「コーギコテージの四季」。

副題の「春夏秋冬の喜び」がぴったりの、素朴で温かいポップアップブックです。

何でも手作りされる心豊かな暮らしは自分では難しいけれど憧れます[ハートたち(複数ハート)]

もう一冊「不思議の国のアリス」のトランプがダイナミックに舞い上がる頁を

載せたかったのですが、行方不明に。どこに迷い込んだのか・・さすがアリス。


恐竜~ティラノサウルス [本・漫画・TVなど]

ゴジラは怪獣ですが、恐竜も割と好きです。IMG_20160930_195406.jpgIMG_20160930_195049.jpg

上記はだいぶ前に気に入っていたナショナルジオグラフィックソサエティ監修

きたむらまさお氏訳のしかけ絵本、「恐竜」。なかなかの迫力であります。

恐竜と言えば映画「ジュラシックパーク」ですが、それより前A・コナン・

ドイルの「失われた世界」と、その舞台テーブルマウンテンに憧れていました。。

(中学生の時は地質部で化石堀りをしていました。)悠久の時に思いを馳せると

人間の”常識”が狭小なものに思えて痛快で、この地球上に大型生物がドカドカ

走り回り、大型植物がワサワサ繁茂していたと想像するだけで楽しくなります。

そんな昔のことを探求しようとする生物=人間にも感心してしまいますが・・。

先日NHKスペシャル「完全解剖ティラノサウルス最強恐竜進化の謎」という

番組をボーッと見ていたら「ティラノサウルスは最初は75㎏しかない弱小恐竜

だったが三千万年という短期間に六千㎏にまで巨大化した」とかいうセリフが。

三千万年が短期間か・・すごいなあ。生き残る為に巨大化し、大きくなりすぎて

悲惨な末路というのも何だか複雑。。

恐竜絡みで好きだったもの・・切ない気持ちになる短編小説「霧笛」!

T・REX(グラムロックバンド)も懐かしいな。。

アートと癒しというより、ただの中高年の回顧録になってきました(笑)。

太陽の黄金の林檎新装版 [ レイ・ブラッドベリ ]








シェイクスピア・カントリー [本・漫画・TVなど]

 「シェイクスピア・カントリー」(南雲堂)という、とっても素敵な本がありまして、

時々取り出してはうっとり眺めています。

シェイクスピアゆかりの地が、伸びやかで美しい写真とスーザン・ヒルさんの郷土愛溢れる

文章で綴られています。大型本ならではの迫力、見応え充分の文句なしの豪華本です!

風景も建築も、どの頁をめくってもすばらしく美しい・・。[ぴかぴか(新しい)]

こういう所に住むことの現実的側面も語られていて興味深いですが、

せめて夢の中に登場してもらえるよう、じっくり眺めてから眠ろうかな。



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