TANAKAのゴールドクリスマス [アート]
12月に入り、銀座の大通りもクリスマスの飾りで華やかになっています。
その中で偶然、「徳持耕一郎 アート展」の看板を見つけました。
この方の鉄筋彫刻の写真を時々見かけて、気になっていたのでした。
会場は、敷居が高そうな貴金属のお店「GINZA TANAKA」の中にあります。
ちょっと覗いて見ると(←庶民)店内には金色に輝く楽器が飾られていて、
お店の方も「どうぞ撮影なさって下さい」と、にこやかな笑顔で迎え入れて
コンセプトは「音楽とアートで奏でるゴールドクリスマス」。豪奢なシンバルの
ツリー、金鍵のグランドピアノ、純金製バイオリン・ストラディバリウスモデル等
価格不明の美しいディスプレイが並んでいて、目眩がしそうです・・・@@
6階の特設会場は1階とはうってかわってシックで落ち着いた空間でした。
洒落たJAZZが聞こえてきそうな「大人のクリスマス」という趣が素敵でした。
こちらへ来たのは元々、年末恒例・桑原弘明さんのスコープの個展を
鑑賞するためなのでした。(「ギャラリー椿」にて12/22迄、日祝休。
最寄り駅は京橋です。http://www.gallery-tsubaki.net/tsubaki.html)
廃墟の床にシャンデリアが落ちている「淋しい故に我れ存在する」(左上)、
幾つもの扉に雲が映る「青い扉」(右上)等、どこか懐かしく魅惑的な
極小の部屋を、真鍮の小箱にライトを当てながら堪能させて頂きました。
来年の画廊特製卓上カレンダーも、待望の桑原さんの作品↓(*^O^*)。
旧作のフェルメールを思わせるこの部屋も、ずっと眺めていたいです。
2年前と同様、隣では金井訓志さんの「花、美しくも妖しいカタチ」展が
催されています。植物の造形美がクローズアップされた艶めかしくも
ヴィヴィッドな作品で活力をチャージさせて頂きました(^0^)。
ほとんどお金を使わずに目の保養ができるのは有り難いことです。
本来は販売するための個展ですが(^^;)車が買える位のお値段の
桑原さんの作品は、いつも即刻売り切れてしまうのでした。
プレゼントに下さい♡なんてサンタさんに無茶なことは言いません。。
気が早いけど皆様、楽しいクリスマスをお過ごし下さいね。
2018-12-16 22:53
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