迎賓館赤坂離宮 [風景・写真]
しばらくご無沙汰しておりました。また少しずつ更新や巡回を始めさせて
頂きたいと思っておりますので、よろしくお願い致します(m^^m)。
とある秋晴れの日、用事があってJR四谷駅近くの土手をぼんやり歩いていたら・・
線路の向こうに白い門が光っていました。あ~そうか、これが赤坂離宮か。。
何人ものブロガーさんが写真をアップされているのを見て、いつか見学したい
と思っていたのでした。かなり昔に門の前まで行ったことはあったのですが、
当時は一般公開されていなかったのか、中に入ったことはありません。
近づいてみると、ベルサイユ宮殿を模した門だけでテンションが上がります。
現在迎賓館としても使われている赤坂離宮は、日本で唯一のネオ・バロック
様式の西洋宮殿風建築で、国宝にも指定されているそうです。
今までツアーに参加するか事前予約がないと入れないと思っていたのですが、
個人で本館と庭を見るだけなら、当日現地で荷物チェックを受けて1500円の
入場券を購入すれば入館できるのですね。この日は待たずに見学できました。
(和風別館は事前予約の上抽選で当選した人のみ。本館も急な行事や工事
で入れない事もある為、下記のHPで確認した方が無難です。(水曜定休、
館内は撮影禁止ですが、受付で結構立派なパンフレットがもらえます。↓
館内は天井がとても高く、壮麗で見応え充分。係の方のお話では、本館は壁が多用
された頑丈な造りになっているので、関東大震災や3・11でも被害は少なく、巨大な
シャンデリアも振り子のような大揺れはせずに、グルグル回っていたのだそうです。
パンフレットに載っていた俯瞰図。噴水奥の衛舎も何気に国宝。
オスカル様が馬に乗って現われそうな前庭。
屋根の上には甲冑を身につけた武士が。遠くて判りませんが、阿吽(あうん)
になっているというのは本当でしょうか。館内の女神の絵も日本人女性の姿
で描かれています。A首相のにやけた写真パネルは速攻記憶から削除(^Д^)。
西洋に追いつこうと頑張って建築技術を取り入れつつ、日本の伝統工芸や
美術の粋を集めて気概も示した不思議な和洋折衷ぶりが面白いです。
本館の設計は東京国立博物館表慶館や京都国立博物館も手がけた片山東熊。
隈研吾といい、「くま」が付くと勝手に親しみを覚えてしまいます(^0^)。
本館がこんな風に優雅なカーブを描いているのも知らなかった。。
この角度からだとニューオータニの曲線に続いているみたいに見えます。
細部の装飾も萌えポイントですネ(#^_^#)。
荒れ果てていた時期もあるようですが、花壇も綺麗に手入れされています。
HATAGO井仙 [食事・雑記]
暗い画像続きで恐縮なのですが、先日投稿し損ねた
越後湯沢のお宿の話です。
駅前にある「HATAGO井仙」という16室のみの小さなお宿。
利便性が抜群で、旅籠風の古風な雰囲気が目を引きます。
左上の畳の間がフロントで、隣接する板の間は囲炉裏もある談話スペース。
館内は畳が敷き詰められていて、下駄箱に靴を預けたら素足になれます。
室内に用意された足袋や浴衣か作務衣で過ごしても良く、「帰ってきた」
ような寛いだ気分になります。
足袋を履いてみました↑。廊下の消火栓も布で覆われ違和感がありません。
客室前の廊下も畳敷。エレベーターの床に続いているのが何だか不思議。
これは室内に二畳の茶室が付いている「禅」というお部屋です。
茶室にはにじり口もありますが、出入りするとコントになりそう(*゚∀゚*)。
明るさを抑えた間接照明がとても落ち着くので、ここでしばしうたた寝
・・ではなく瞑想しました(ホントカ?)←お茶は点てておりません(^^;)。
8タイプの部屋があるそうで、「書斎の間」や「和室露天の間」など見て
みたいなあと思ったら、HPに画像がありました。→http://hatago-isen.jp
小雨降る夜の上野で見たものは [アート]
基本的に夜遊びしない健康優良中高年(爆)が
小雨降る夜の上野を徘徊する
シャンシャンはもうおやすみの時間です
彫像達は夜襲の打ち合わせ?
露出度が高い皆様は寒そうでした
今回の目的は薄暗いベンチではなく(^Д^)
屋形船に見えてしまった博物館でもありません
こういう灯りにも引き寄せられますが
向かった先は、こちら
夜景も綺麗な東京都美術館
こんな時間でもチケットを買うのに行列ができる人気ぶり
もう行けないかと諦めかけていた藤田嗣治展です。
いつも終了間際のブログアップで申し訳ございません。
(10月8日まで。通常入室は17時、金曜日は19:30まで)
2018-10-05 23:09
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