なぎさ歩めば [風景・写真]
湖の周辺を歩いていたら、昔歌ったことのある
「なぎさ歩めば」という曲を思い出しました。
なぎさ歩めば きこゆるは 遠き汐鳴り
せつなくも 胸をうつ 遠く過ぎし日
めくるめく ひかりの波に 声あわせ しぶきあげて
二匹の魚の ほとばしる あの日の宴よ
なぎさ歩めば なつかしき 夏の想い出 想い出 うかぶ
さびしき あまき愁い はかなくも 夢みたる
はるかな 海原は 藍にかげろう
なぎさ歩めば なつかしき 夏の想い出 想い出 うかぶ
果てしなき 想い出
せつなくも 胸をうつ 遠く過ぎし日
めくるめく ひかりの波に 声あわせ しぶきあげて
二匹の魚の ほとばしる あの日の宴よ
なぎさ歩めば なつかしき 夏の想い出 想い出 うかぶ
さびしき あまき愁い はかなくも 夢みたる
はるかな 海原は 藍にかげろう
なぎさ歩めば なつかしき 夏の想い出 想い出 うかぶ
果てしなき 想い出
ー佐藤眞作曲・合唱組曲「旅」より 山之井慎作詞「なぎさ歩めば」
(※意味も無くツートンカラーになってしまいスミマセン)
歌詞の舞台は海ですが、湖畔にも合いそうな叙情的な歌です。
学生の時は「思い出」といってもせいぜい10年くらいしか
振り返る事ができませんが、何十年もの時を経て改めてこの
歌詞の内容を考えていたら妙にじ~んときてしまいました。
若い時には若さが別段素晴らしい事とは思えなかったし
やたらと「青春」という言葉を口にする中年を忌み嫌っ
ていましたが、年をとるとその気持ちが少しわかって
きて、若い元気な人が眩しく思えるようになりました。
写真の電話ボックスみたいに古いなりの良さ、温かさ、
年齢相応の落ち着きや蓄積が感じられる人というのも
いいですね。ドタバタした自分には難しいけれど(^Д^)。
日光金谷ホテル [風景・写真]
「行ってみたかった所ベスト3」の最後は日光金谷ホテルです。
明治6年開業の日光金谷ホテルは、現存する日本最古のリゾートホテル
として登録有形文化財や近代化産業遺産に登録されています。
駅からも比較的近く、「あの坂を登ればいつでも行ける」と思うと
つい後回しになってしまっていました。
箱根宮ノ下の富士屋ホテル、日光レークサイドホテルなどの老舗が
相次いで休業してしまった今、2006年に耐震・内外装改修工事を終え
営業を続けられているこちらは貴重な存在になっています。
かつて正面にオシャレなベランダと車寄せがあった本館がこちら。
木製回転扉と東照宮風の彫り物。雨や風が強い日は大丈夫?
和洋折衷と言うより東南アジア的な感じがちょっと面白い。。
クリンソウを探しに [風景・写真]
日光「行ってみたかったベスト3」の2つめは、
この時期にしか見られない千手ケ浜の九輪草(サクラソウ科)です。
他の花同様、例年より早く見頃を迎えたとの情報を得て
「船の駅中善寺」バス停から遊覧船に乗りました。
男体山の溶岩流が川を堰き止めてできたのが中禅寺湖なのですね。
湖から臨むとなだらかな山の裾野が美しく、ご神体として拝みたくなる
気持ちもわかるような気がします。
今は有り難く観光させて頂いていますが、遠からずまた噴火する日が
来るのでしょうか。。
船のデッキで風を受けていると、涼しくて気持ちが良いです。
40分程で千手ケ浜に到着しました。
湖沿いに続く木立の中の遊歩道を歩くこと数分。
ありました!白とピンクの可愛らしいクリンソウが群生しています。
「段になって輪生する花の様子を、仏塔の先にたつ『九輪』に見立てた」
のがクリンソウの名前の由来だそうです。(「みんなの花図鑑」より)
思ったより茎が細くて背が高い( ´艸`)。「二人はクリンソウ~♬」
というのは川中美幸の「二輪草」のパクリ。←全然違うお花です(^^;)
緑が川面に映っていて、幻想的な感じがします。
ほぼ満開に近く綺麗です。(6月13日現在)
アクセスが悪くても頑張って行った甲斐がありました。
せせらぎ沿いをぐるっと廻りましたが、光が反射してしまって
こんな時にもっと撮影技術があれば・・と思います。
低公害バスで赤沼に向かう別ルートで帰ろうとしたら
千手が浜バス停には100人以上が待っていました(@@)。
大勢押しかけたらゆっくり見て回れず、荒らされてしまうから
仕方ないのかな。どちらにしろ時間に余裕がないと慌てます。
途中で乗り換えた菖蒲ケ浜では元気いっぱいの小学生達と
一緒になりました。遠足、晴れて良かったね(^^)。
イタリア大使館別荘記念公園 [風景・写真]
英国大使館別荘のすぐ近くにある、イタリア大使館別荘記念公園。
日光の紹介によく使われる本邸はアントニン・レーモンドの設計です。
屋内外の市松模様など、一見質素なようでこだわりのある造り。
ここもまた眺めが良いので、それを最大限に楽しめるようになっています。
外側と内側から見た休憩室(下)。2面が全面ガラスで開放感があります。
樹木に囲まれているので暑さは感じられず、屋内で森林浴ができそうです。
これが湖側の景色だったと思うけど、似た様な写真がいっぱいで(^^;)
1階には書斎・居間(左下)と食堂(右下)がつながっている広いワンルーム。
2階には寝室や眺望室、ちょっとした休憩スペース(右下)もございます。
裏手には国際避暑地歴史館として使われているこじんまりとした副邸もあり。
船遊びのできる見晴らしの良い桟橋も隣接してございます。
・・ってお得な物件紹介か(笑)?!
(※ボートは個人所有のものです)
6月中の土・日・月曜日はベルギー王国大使館別荘も公開されています。
私が動けるのは水曜日だけなので、残念ですがそちらはまた別の機会に。。
2018-06-16 08:19
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英国大使館別荘記念公園 [風景・写真]
今月で期限が切れる無料乗車券(東武鉄道の株主優待)を有効活用
するため、遠くへ行くよう指令を受けて日光へ向かいました(*゚∀゚*)。
小学校の遠足以来何度か訪れている日光ですが、回っていない所も多く・・
今回は「行ってみたかったベスト3」にテーマを絞ってみました。
その1は中禅寺湖畔の旧大使館の別荘。現在は記念公園として整備されていますが
通り過ぎる時はいつも雨や霧で、天気の良い日に行ってみたかったのでした。
6月だと中禅寺温泉から大使館入口行のバスは運行していないため、
歌が浜遊覧船発着所バス停で下車し、爽やかな遊歩道を10分程歩きます。
そして英国大使館別荘記念公園に到着・・するなり、このロケーション!
さすがアーネスト・サトウ氏、目の付け所が素晴らしい。元は氏の登山・
植物採集の為の山荘だった所を英国大使館別荘として使っていたそうで、
建物はシンプルながら眺めは最高。はあ~うらやましいわ~。
当時の英国文化の紹介も兼ねた内装になっていて、暖炉もいい感じです。
やはりカーテンはウイリアム・モリスでしょうか。
日帰りなのに写真をたくさん撮ってしまったので(^^;)少しずつ
UPしていこうと思います。またシリーズものになってしまった。。
2018-06-15 22:33
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ぶらぶらシーサイド [食事・雑記]
タイトルは「ラブラブ」ではなく「ぶらぶら」。
しかも梅雨入り前の都内の話で恐縮ですが。。
NAKEDとのコラボ・フラワーアクアリウム開催中の
「アクアパーク品川」に行きました。(6/24まで)
10年ぶりに行ったら冠がいつのまにかエプソンからマクセルに
変わっていて、22時まで営業しているのですね(@@)。
青色LEDの回転木馬やジェリー・フィッシュランブル(海月部屋)
など、小規模ながら幻想的な青い世界に浸ることができます。
ダイナミックすぎて4列目まで水飛沫がかかるイルカショー(*゚∀゚*)。
どうしてこんなに高く飛べるのかなあ。凄い身体能力!
そして、場所を変えてお台場。こちらも10年ぶりくらい?
人も多くて暑いけれど、風は比較的爽やかでした。
ウッドデッキで焼きそばや海老ピラフを食べ散らかした後、
「たこやきミュージアム」なるものを発見!これは行かねば。
・・と向かう途中で憧れのパンケーキの店BILLSに遭遇(><)。
一瞬悩みましたが、両方立ち寄りシェアすることにする(^Д^)。
20分待って現われたのは巨大でフワフワなリコッタパンケーキ
3枚!ううっ粉物トリプル・・ (食べなきゃいいだけでしょ)
炭水化物など糖質の取り過ぎは鬱や認知症を招くそうです。
計画性のない食べ歩きは危険なので気をつけましょう。。
稲村ヶ崎など [風景・写真]
花巡りが続いたので「海に行きたい」と意思表示をするR。
雨の海ってどうよ・・と思いましたが、行ったことがない
稲村ヶ崎で江ノ電を降りてみました。ここは海と紫陽花が
一緒に撮影できる場所だそうです。(←結局また花巡り?)
渋い・・慰霊碑もある・・砂が黒い・・(砂鉄の産地らしい。)
紫陽花は二分咲きで、サーファーと犬の散歩の人しかいません。
こういう景色も、人の少ない所で深呼吸するのもいいなあ。。
稲村ヶ崎の駅には見事な紫陽花が咲いていたのに残念。(左下)
この後は鎌倉散歩で見つけた気になるものをまとめてご紹介。
右下は北鎌倉にある「猫の箱」。ペット肖像画家・栗原隆司さんの
ギャラリー兼ご自宅のようで、猫の絵葉書がたくさん吊り下げられて
いるのがガラス戸越しに見えて興味津々。。
長谷駅近くのレトロな色彩の「鎌倉オルゴール堂」。
そしてその先には「北鎌倉 葉祥明美術館」がありました。
こういう門構えに引き寄せられるという事は・・前世は洋館?(^Д^)
自宅のリビングのように寛ぎながら画集を眺められるようでした。
絵に添えられた文章に共感して絵葉書を買いました。
これにて鎌倉散歩は終了。長々お付合い頂き有難うございました。
北鎌倉・明月院周辺 [風景・写真]
鎌倉散歩その3は、北鎌倉周辺です。
4回で完結させるため、勢いで連続投稿中です(m--m)。
北鎌倉の駅を降りてすぐに現われる鎌倉五山第二位の円覚寺や、
うどんも頂ける雰囲気の良い甘味処、「茶房 花鈴」※。
そして古民家を利用した展示スペース「北鎌倉古民家ミュージアム」。
・・等を通り過ぎて(^^)紫陽花寺とも云われる明月院へ向かいました。
こちらは日本古来の「姫アジサイ」で埋め尽くされ、統一感があります。
「悟りの窓」といわれる本堂の丸窓やお庭も趣があります。
御朱印帳をもらう列と丸窓撮影の為の列ができていました。
奥の方には花菖蒲園があったのに見逃しました。。(←別料金)
例年この時期(5/30)には色づいていないのが普通なようですが
今年は既に薄い水色~青色になっていて、結構混み合っていました。
これから日増しに「明月院ブルー」が濃くなっていくそうです。
入口付近にはイングリッシュガーデン風の小さな庭もあり、
薔薇も咲いていました。明月院に洋風のお庭・・意外でした。
※花鈴さんには帰りに立ち寄り、休ませて頂きました。 http://kamakura.uniquely.jp/restaurants/1-hanarei.html
長谷寺の紫陽花 [風景・写真]
鎌倉散歩その2は、紫陽花で有名な長谷寺へ。
ピーク時には1~2時間待ちになるそうですが、この日(5/30)
は少し時期が早かったのと、降水確率100%だった事もあり
(その割にはほとんど降らず)すぐに入ることができました。
外国人観光客の姿も目立っていました。
これ以上混雑すると一本道で立ち止まったり逆走することもある
息子Rを連れて行けなくなるので、この位が丁度いいかも(^Д^)。
主に早咲きですが、様々な色や品種の紫陽花が楽しめました。
てっぺんまで行くと眼下に海や街が広がっていて、気持ち良いですね。
斜面が青い紫陽花で埋め尽くされたら壮観でしょうね。。
鎌倉文学館 [風景・写真]
5月末、早くも薔薇が見頃を迎えている鎌倉文学館に行きました。
樹木に覆われた園内では鶯が鳴き、リスが走り回っていました。
バラ園側から館を見上げると、まさに「薔薇屋敷」♬
200種245株、鎌倉に縁のある名前の薔薇も植えられています。
左下の黄色い薔薇の名前が「鎌倉」だそうです。
サツキや紫陽花も同時に鑑賞できます。
バラ園の先に海も望めるのですが、あいにくの小雨模様で
ぼんやりしています。晴れていたら絶景だろうなあ~。
鎌倉文士村で著名な作家さん達が楽しそうに交流している写真が
印象的でした。運動会みたいなことまでやっていたりして@@。
高橋源一郎さんの「日本文学盛衰史」をもとに明治期の文豪達の
直筆原稿が見られる特別展も開催中。その方面にすっかりご無沙汰
な自分は、旧友に再会したような懐かしさも覚えましたが、
今は薔薇目当ての人がほとんどかもしれませんネ(^-^*)。
※アクセスは江ノ電由比ヶ浜駅下車7分。
又はJR鎌倉駅から大仏方面行バスで「海岸通り」下車徒歩3分。
鎌倉は良い所ですね。しばらく鎌倉散歩、続きます(m^^m)
2018-06-01 21:25
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