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漫画「ごめんなさい」 [本・漫画・TVなど]

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福祉について考えるきっかけになったのは「ごめんなさい」という漫画でした。

きれいな女の子が膝を抱えて「ごめんなさい」と泣いている絵から話ははじまります。

何不自由なく育ったお嬢様A(名前忘れた)。美人で明るく親切で頭も良い人気者。

転校生Bは地味で寡黙でいつも同じ服を着ていて皆と馴染もうとしない。

AはBと仲良くなろうと世話を焼き、家に招いてご馳走し自分のドレスを着せる。

Bは恥ずかしそうにしつつも笑顔を見せていたので喜んでくれていると思っていた。

が、市の福祉課の人が「Bの家族から余計なことをしないでくれと言われている」と

Bにあげた洋服を返しに来る。Aは良い事をしてあげたのに・・とショックを受ける。

その後絵画コンクールで、入賞の常連だったAの華やかな絵画を抑えてBの暗い絵が

大賞に選ばれる。夕日の中、大八車を押す家族を影の様に描いた見る者の胸を打つ絵。

今まで何でも一番だったAは悔しくて、誰もいない時にBの絵を切り裂いてしまう。

さすがにとんでもない事をしたとBの家に謝りに行くと立ち入り禁止になっている。

経済的に困窮していたBの家族が一家心中したというのだ。。

確かそんな感じの話で強く印象に残っていました。当時小学校低学年だったので

福祉の意味も知らず、ではどうすれば良かったのだろうと考えてしまいました。

人の誇りを傷つけたり、生甲斐を奪う事や、善意の押し付けの残酷さが後から

じわじわとわかってきましたが、どなたの作品だったのでしょうか・・。

当時少女漫画にもそういう社会派もあり、別な漫画で原作がレイブラッドベリ

だったと最近知った幻想的な問題作もありました。侮りがたし。。


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