星の街～内林武史作品展

内林武史さんの「オブジェ作品展～星の街」を見るために、

南青山の新星堂という画廊にお邪魔しました。

地下の展示室に、静寂の中で光を放つ「星の街」が在りました。

幻想的なこの街は、暗い海の中にぽっかり浮かんだ

美しい光の島のようでもありました。

ぼ～っと眺めていると別世界に迷い込むような感覚に陥ります。

見る角度や位置を変えると、建物群は趣が変わるのでした。

聖夜に相応しいと思うのですが、残念ながら12/22までの展示です。

いつも紹介が遅くてすみません・・（＞＜）。

この街には地図もあり↓気に入った家のオーナーになることも可能です。

在廊されていた内林さんも「ここの天井の高さ、暗さや静けさがなければ

この作品は実現しなかった」とおっしゃっていました。壁に映る光も綺麗。。

日常の喧噪を忘れて、夢のような世界に没入できる素晴らしい展示でした。

ガラス窓から陽が差込む明るい1階展示室では、木や金属で形作られた

面白い作品が並んでいました。（全て撮影可との事でした＾＾）

「水滴」は、螺旋を転がるビー玉が最後にポチャン！と跳ねる形に

なっていて（左上）、「machi-tsuki'06」は秒針がぐるっと一周

する間に、月蝕の様に満月が隠れる瞬間を待ってしまいます（右上）。

「都市の音　R1158」は、オマケみたいな昔風の木製TVに地上波の

番組が写り、机の抽斗を開けるとAM・FMラジオが、スピーカーから

音楽が流れるミニ・コンポになっているのでした。

抽象化された簡素なデザインは温かみがあって、子供の頃のワクワクを

思い出させてくれます。R1158の意味を聞けば良かったなあ。。

コメント 6

近かかったら見たい展覧会です。
by JUNKO (2018-12-22 19:30) 

星の街、星のような、雪のようなキレイ。
今日までだったのですね。
おっしゃるとおり、クリスマスの雰囲気に合いそうなので
25日まであってもよかった感じで残念。

by ふにゃいの (2018-12-22 22:50) 

＞JUNKO様
コメント頂き、ありがとうございます。
なかなか見応えのある展示でした。
北海道はもうかなり寒いのでしょうね。
今日の日曜美術館で取り上げていた
中札内の相原求一郎朗美術館という
所もとても素敵で、いつか行ってみ
たいと思いました。

＞ふにゃいの様
もっと早く上げられれば良かったの
ですが、病院通いのついでに行った
ので申し訳ないです（ｍ－－ｍ）。
ひたすら手作業で穴を開けた木の板を
組んで中にLEDライトを入れたそうで
すが、鉱物の結晶の様にも見えました。
1個ずつ購入できたので、クリスマス
に自宅で楽しめるようになっていたの
かもしれませんネ。
by うりくま (2018-12-23 23:43) 

こういう世界好きだな～
幻想的ですね。
by リュカ (2018-12-25 13:08) 

メリークリスマス☆,｡・:・ﾟ ·
幻想的で綺麗ですね。
クリスマスまでやらないなんてもったいないです。
「都市の音　R1158」
木製のラジオを自由研究で作ったくらい
その手の物が大好きな息子は、大興奮するだろうな。
by ミィ (2018-12-25 17:34) 

＞リュカ様
地下の閉ざされた空間に浮かび上がる
みたいで、幻想的で美しかったです。
内林さんは目が悪い方がぼーっとして
より綺麗に見えるかもしれない・・
などと仰る気さくな方でした(*ﾟ∀ﾟ*)。

＞ミィ様
あとちょっとで終わってしまいますが
メリー・クリスマス！(^0^)
確かに息子さんが見たら喜ばれたかも
しれないです。もっと早くブログに
あげていれば・・（ｍ－－ｍ）。
内林さんは「メタルフェティッシュ展」
の記事でも取り上げたことがありますが
手作り感も魅力です。
by うりくま (2018-12-25 23:40)