礼文島ミニハイキング [風景・写真]
利尻島からフェリーで40分、花の浮島と呼ばれる礼文島に到着しました。
天気予報の「曇り・湿度100%」ってどういう状態なのかと思ったら・・
濃霧で立っているだけで湿ってくるので、レインコートが必要でした。
澄海(スカイ)岬も、海の色が美しいことは朧気ながらわかります。
この霧に守られて礼文島では海抜0mから高山植物が見られるとか(@@)。
再び花ガイドさんの案内で桃岩展望台へのミニハイキングに参加しました。
イブキトラノオが見頃を迎え、濃霧に包まれた幻想的な光景が広がります。
しかし、何と言っても最も衝撃を受けたのは、こちらの植物です。
1~3mにもなる巨大な「エゾニュウ」!!不思議すぎる謎の生命体・・
・・ではなくて、茎を山菜として食すセリ科の植物だそうです。
今年は爆発的に繁茂しているらしく、余計インパクトがありました。
似ているけれど茎が細く小柄なのは、エゾノヨロイグサです。↓
花が上向きなのはリシリアザミ、下向きはチシマアザミと聞きましたが・・
北海道のエーデスワイスと称される「レブンウスユキソウ」。少し傷んで
いますが、この可憐な花を一番楽しみにしていました。咲いてて良かった♡
(レブンウスユキソウ)↑ (クサフジ↑)
(これはヤマハハコか?) (トウゲブキ) (ヤマブキショウマ)
(ミソガワソウかな)↑ ↑露が綺麗なこれは何?
(チシマワレモコウ) (レブンシオガマ?) (オオハナウド?)
ほとんどが疑問符付きで申し訳ありませんが、記憶が薄れてどこの写真か
判らなくなってしまうので、UPだけして誤魔化す事にします。。
ご興味のある方は宜しかったら花ガイドさんが教えてくれたこちらの
サイトをご覧くださいネ(m^^m)。
昼食場所の金田の岬に着く頃には天候も回復し始めました。
アザラシの群れがこの辺りに3ヶ所あって、遠くの岩の上でシンクロ
みたいに尻尾を持ち上げたり海に潜ったりする様子が見えました。
とても静かでのんびりした雰囲気です。イワベンケイの花も咲いています。
幻想的なのも良いけれど、やっぱり晴れていると嬉しいなあ。。
曇天の姫沼~仙法志御崎公園 [風景・写真]
利尻・礼文弾丸ツアーの内、前回記事のように晴れていたのは1日
だけで、あとは濃霧や曇りでした。新千歳空港で利尻空港行きに
乗り継ぐ際も、危うく足止めになる所でした。。
午前中降っていた雨も何とか上がったものの、よろけそうな強風が
吹いています。花ガイドさんの解説をガイドレシーバーで聞きながら
利尻島の姫沼や南浜湿原を回りました。
歩くペースが結構早く、メモをとったりカメラのピントを合わせる
余裕もなくて、花の名前もうろ覚え。(↓桑の実)・・なので
違っているよ~と気づいた方は情報をお寄せ下さい(m^^m)。
暴風にブンブン揺れていたヨツバヒヨドリ↑
(イワガラミ) (クルマユリ) (ミミナグサ?)
オニシモツケはあちこちで見かけました。(上は姫沼、下は南浜湿原の
もの)。ここから先は巨大なミズバショウの葉が印象的な南浜湿原です。
(ツリガネニンジン?) (ミツガシワ) (オオウバユリ)
天皇皇后両陛下が8月に来訪されることになり、急遽桟橋部分を整備した
というオタトマリ沼周辺。天気のせいで荒涼感が増しています。↓
荒海が迫力満点だった仙法志御崎公園(^0^)↓。これはこれで最果て
らしい気がしますが、視界が悪くてホラーか事件現場のよう。。
晴れていたら利尻富士ものぞめる絶景のはずなのですが(^^;)。
(キタノコギリソウ↑) これは何だっけ?
人慣れして近づいてくるアザラシとオオセグロカモメがso cute!!
足がピンクなのがカモメで、黄色いのがウミネコなのだそうです。
次回も濃霧の中のミニハイキングが続きます・・(m--m)
利尻富士と富士野園地 [風景・写真]
北海道の北西にある最果ての島、利尻・礼文に行きました。
関東地方では連日35度を超える猛暑が続いていましたが、
こちらでは最高気温が21度で風も強く長袖が必要でした。
(それでも現地の方は暑さを訴えておられました・・@@)
利尻島は利尻富士と呼ばれる美しい山と裾野からなる丸い島です。
アイヌ語で「リ」=高い、「シリ」=島。アイヌ民族は文字を持たな
かったので後から漢字をあて「利尻島」という名称になったそうです。
山が霧や雲に隠れて全貌が見えないことが多く、余計に撮影欲を
そそられる「にわか利尻富士マニア」が多数・・(*゚∀゚*)。
海を隔てたお隣の島、礼文からも眺めることができます。
利尻島にある富士野園地という所は、吉永小百合さん主演の映画・
「北のカナリアたち」の撮影にも使われたそうで、宿泊先のホテル利尻
に原作者・湊かなえさんや出演俳優さんのサインが飾られていました。
草原、岸壁、青い空と海・・なかなか良い眺めです。
下写真の手前、黒っぽい所は高級な利尻昆布が揺れているのでした(^0^)。
エゾカンゾウの花の時期が過ぎていたのは残念ですが、所々に
エゾカワラナデシコなどの可愛らしい花が咲いていました。
ご訪問が遅れてすみません。多分、島記事が続きます。。(m--m)
実がなっていた [風景・写真]
35度前後の猛暑が続く中、息子の要望により少しだけ
歩いていたら、歩道の真ん中に黄色い物体を発見(左下)。
見上げると、枝が張り出した樹木に実がなっていました。
スマホは望遠が効かずピンボケですが・・これは甘夏?
塀沿いにブラックベリーらしき実もたわわに実っています。
おいしそう・・(@^▽^@)
しっとり美しい柿の実姉さんや、ちっちゃな柑橘君もいました。
(梅ではないです↑ぼ~っと生きててすみません,チコちゃん)
さっきからフワフワ飛んでいる綿毛の正体は、アザミさんですか?
ベロリンと反り返っている薄桃色の花弁が暑さのあまり
舌を出している様に見えてしまう庭のユリ・・(カサブランカ)
車を降りて歩くと、日頃見過ごしているものが目にとまりますが
帽子と塩分・水分補給は必須です。しかも、これからが夏本番。
炎天下での救援活動の厳しさを思うと、本当に頭が下がります。。
2018-07-15 18:34
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あまりにも・・ [食事・雑記]
大雨による甚大な被害の報道を見て、呆然としています。
辛くて胸が痛むけれど、見ていることしかできず情けない。
自然災害があまりにも頻繁で規模が大きすぎる。これからの
日本は仮想敵国に対する軍事費より災害復旧費、軍事訓練より
災害救助を第一に、今後も起ると予想される大規模災害にも
備えていかないと、崩壊してしまうのではないかと心配になる。
某国を喜ばせるばかりでなく、災害対策の先進国、エキスパート
として尊敬され、誇れる国になれないものだろうか。
被災地でのボランティア経験もなく、防災訓練しかした事が
ない(^Д^)ような自分にこれからできることは何だろう・・。
松本智津夫らの死刑が執行された。事件について本人から何も
聞き出せないまま何故このタイミングなのだろう。公安の必要性
を国民にわかりやすく示す為?高学歴だというオウムの幹部達は
「平然と嘘をつき倫理観に欠け、自らの保身が最優先の胡散臭い
人物」を崇拝・盲信し、絶対的権力を持つ者の元で善悪の判断も
見失い、より高い地位を保証してもらうため忖度をする者まで
いたという。・・これは最近あまりにもよく聞く話ではないか?
日大アメフト部、AB首相周辺、大手企業、そして最近ではなく
戦前にも?
加藤剛さんが亡くなられた。私にとっては大岡越前よりも
NHK大河ドラマの「獅子の時代」の苅谷の印象が強い。
自由民権運動を扱った骨太なこのドラマがあまりにも好き
すぎて、加藤剛さんと菅原文太さんの大ファンになって
しまった。役を離れてもお二人は凜として芯が通っている
素敵な方達だったと思う。少し前に小学生で初めてファン
になった芸能人・西城秀樹さんも亡くなられ、寂しくて
しかたがない。。
くじや抽選など比較的当たる(少額専門)のだが、たまに
しか引かないセブンイレブンの三角くじはハズレてばかり。
気合いを入れてBOX内をひっかき回すのがいけなかったか
とふと思い、一番上をそっと引いたら初めて当たった・・
ゴディバのチョコレートドリンク↓。(ハズレ無しか?)
仕事を休めず、引き受けたくなかったPTAの役員決めの
ジャンケンでもよく負けていたが、ある時「絶対やりたく
ない!と力が入る人ほどグーを出し、どうでもいいと力が
抜けている人が出すパーに負ける」という話を聞いた。
セコイ話だが、あまりにも力が入りすぎるのはよくない。
上野の森美術館は久しぶりすぎて、その隣に飲食店が多く
入ったビルが出来たのを知らなかった。ふと見ると、かつて
六本木ヒルズ店がオープンした時、行きたいと思っていた
梅蘭という店も入っていた。何年来だかわからない憧れの
「梅蘭やきそば」。(海鮮辛口梅蘭やきそばを食べました)
パリっとしたかたやきそばの屋根の下で、トロッとした
海鮮達が仲良くお留守番している逸品、あまりにも美味しく
すぐにリピートしたくなった。今度はエビチリ入りで。。
兵糧攻めとかカツ丼を前に自白を強要されたら弱いタイプです。
(以前同じような話を書いている気がしてきた。。重複失礼!)
エッシャーとカタチをめぐる数学 [アート]
もうご覧になった方も多いかと思いますが・・
6月末、上野の森美術館に「ミラクルエッシャー展」を
見に行きました。http://www.escher.jp/(7/29迄)
すぐに入場できたものの、会場内ではじっくり鑑賞するための
列ができており、短気な自分も珍しく並んで見て廻りました。
下の様なエッシャーの騙し絵を初めて見た時(中学生の頃?)、
どうなっているのか不思議で眺め続けた覚えがあります。
が、うかつにもこれが「版画」で、生誕120年という比較的
最近の方なのだという基本的な事も知りませんでした。。
お兄さんが結晶学・地質学の学者で、数学者とも交流があった
とか、アルハンブラ宮殿のモザイク、無限という概念に強く
惹かれていたことなども今回初めて知りましたが、どうも
聖書を題材にした作品やアマルフィーの風景を見てもつい
騙し絵的要素を探してしまったりして。。(^^;)。
それにしても何故イスラエル博物館にこれ程多くのコレクション
(選りすぐりの約150点?!)があるのでしょうか?
今回の目玉は4mに及ぶ絵巻物のような「メタモルフォーゼⅡ」。
METAMORPHOSE(変化、変身)という単語を縦横に組んだ形から
正方形のモザイク→トカゲ発生→正六角形→蜂の巣→蜂、蝶・・
と次々姿を変えて白と黒に赤、空と海のものが交差・反転し、
やがて無機質な立方体→家→チェス盤→モノトーンの文字に
還っていく。。最初と最後が繋がることで永遠に循環し続ける
アニメーションを見ているような、「変化」という言葉を視覚化
したような・・移り変わるカタチの不思議に目眩がします。。
(上画像は印刷物から転用した一部ですが実際は一続きです)
(『昼と夜』1938年)
今でもエッシャーの作品は色褪せることなく、映画やゲームの
背景にも使われるなど、人々を魅了し続けているのですね。
グッズ売場で、エッシャーの世界を数学的な視点から
紹介した『別冊「ニュートン」~奥深き「カタチ」を
めぐる数学』という面白そうな雑誌を見つけました。
有名な『滝』(1961年)という作品は、1958年に数学者の
ペンローズ親子が発表した「ペンローズの三角形」を2つ
組み合わせていることや、『物見の塔』で男が手にしている
立体と背後のちぐはぐな建物は、どちらも足下に置かれた紙
に描かれている「ネッカーの立体」(どの辺を手前とみなす
かで見え方が異なる)に基づいているものだということ、
「メビウスの輪」や「正多面体」、敷き詰められるタイル張り
の法則等、題材となった図形に関する簡単な解説が載っていて
数学が苦手な私には嬉しい特集でした(^^)。
※上の2つの画像は展覧会場の出口で配られていたあぶらとり紙
とうちわです。協賛のミネルヴァさん、暑い日に気が利きますね!
アルピーノ村 [食事・雑記]
かなり前に4回シリーズと言いつつ3回で中断したままになっていた
「こんな所にこんなお店」の最終回を今頃UPします(m--m)!
取り上げたいのは、さいたま新都心の「アルピーノ村」という所。
商業施設コクーン内にも一部店舗がありますが、その少し先に
系列のレストランやギャラリーが点在する「村」があるのでした。
1969年に左上の欧風料理の店「アルピーノ」から始まって、お客様の
要望によりケーキや焼菓子を販売する「お菓子屋さん」(右上と下)等を
次第に立ち上げていったとか。ちょっとだけ木陰にテラス席もあります。
店の奥の「ギャラリー銀花」も、自由に見学できます。
そして大通りをはさんだ向かい側には、木立の中の一軒家で
ビーフシチュー等の洋食が頂ける「素敵屋さん」があり・・
その隣にギャラリー&日本茶カフェの「樟楠(クスクス)」、
そのまた隣にはイタリアンレストラン「イルクオーレ」があります。
記念日とポイント消化を兼ねてこちらへお邪魔しましたが、
例によって話と食べるのに夢中でメインを撮り忘れ(><)。
デザートのマンゴームースが一番美味しかったのでまあいいか。
食べ歩きはお財布的に無理でしたが、趣向の異なるお店を
散策しながら撮り歩きするのは楽しかったです(^-^*)。
ここが住宅地かというと現在は微妙ですが・・
ホームページはこちらです→ http://www.alpino.co.jp/
(「素敵やさん」の店内写真のみHPより転用しています)
自分で勝手に設定しておいて何ですが、やっと夏休みの宿題を
終えたような気分。。お付合い頂き有難うございました(^Д^)
2018-07-01 08:26
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