「カメラを止めるな!」 [映画]
巷で話題沸騰中の映画、「カメラを止めるな!」を見てきました。
結論から言うと、噂通りとっても面白かったです!!
朝イチ上映でしたが満席で、上映後に拍手する人も・・(^0^)。
監督も俳優も全く無名の低予算映画だそうで、ポスターだけ
見るとB級感漂うゾンビものにしか見えませんが・・。
設定は似ていても「地獄でなぜ悪い」的なトンデモ・
スプラッター路線(←嫌いじゃない)でもありません。
前半「なんだこれ?」と疑問に思う箇所も多いのですが、
ここであきらめてはイケマセン!
後半になるとオセロで黒が白にひっくり返るみたいに
全て見事に笑いにつながっていくのです(@^▽^@)。
これ以上はネタバレになるので書けませんが、
久々に逆転満塁ホームラン的満足感がありました。
今思い出してもニヤニヤしてしまう。(その姿はホラー?)
小さいお子さん以外は、是非映画館に足を運んで下さいね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
映画館から近い弥生美術館にも足を伸ばしました。
(東大の弥生門のすぐ近くです。喫茶店から眺めた美術館入口↑)
「文豪・泉鏡花×球体関節人形展」を9/24まで開催中です。
館内撮影不可で画像は1枚だけですが、「カメラを止めるな!」
より怖いと言われそうなので、以降は追記に(m^^m)。
森のカフェに行ってみた [食事・雑記]
8月のとある日、青梅市の岩蔵温泉郷という所におりました。
なぜかというと・・
パラパラと「東京の森のカフェ」という本をめくっている時に
「Rが指さした所に行ってみる?」と適当に言ってしまった結果、
Rが力強く指さして行きたいと主張したのが、こちら青梅市にある
「コンブリオ」というお店だったのでした。(*^O^*)
(左上の写真はお店のハガキ、右上は道案内の表示板です。)
飯能か東青梅駅から本数の少ないバスに乗り更に5分程歩く、と
かなり遠いようですが、Rは乗り物に乗る事、私は食べ歩きが趣味。
翌朝Rが朝5時に張り切って起きてきたので、日帰りで行く事に。
「コンブリオ」はイングリッシュガーデン風の緑に囲まれた素敵な
お店です。「東京の森のカフェ」によると、1999年にオーナー
ご夫妻が自宅の居間を改装してオープンされたそうです。カッコイイ!
基本的には地元の方の憩いと交流の場になっているようで、
奥の方は手作り品を展示するギャラリーになっていました。
静かな雰囲気を壊さぬよう殆ど宣伝していないにも関わらず、
私達のように遠方から来るお客さんも少なくないようでした。
・・ということは店内撮影はあまり歓迎されないと思うので、
小さめのピンボケ画像でサラッとご紹介(m--m)。
店内もお庭も「好きなものに囲まれた暮らし」という感じで憧れます。
食材の仕入れ先にも気を使っていらっしゃるためか、ハンバーグと
付け合わせのお野菜はとても美味しかったです。
デミグラスソースが何か洋酒のような独特の風味があり(和洋折衷
ソース?)野菜に絡めていただいた時に思わず「うまっ!」と
口走ってしまいました(^0^)。
音楽用語で「生き生きと」を意味するという「コンブリオ」。
おかげさまでリフレッシュできて、元気をいただきました。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ところで「コンブリオ」は小道を入ったちょっとわかりにくい場所
にあり、お店を探す途中で道に迷って小雨に降られてしまいました。
その時タイミングよく目の前に現われたのが「CAFE YUBA」さん↓。
雨宿りという口実で、喫茶店のハシゴをしてしまいました(^0^)。
こちらのお店も周りは花で埋め尽くされ、眼下には池があります。
窓際の席で荷物を降ろしてホッと一息つかせていただきました。
木のぬくもりが感じられる山小屋のような落ち着ける空間です。
雑誌や本を眺めても良し、窓から外の景色を眺めても良し(^-^*)。
手作りシフォンケーキとアイスコーヒーを味わっていると雨も上がり
空が明るくなってきました。折角なのでテラス席にも行ってみます。
この席もいいなあ。(←今年は暑すぎて蚊もいないし。。)
もう少し涼しくなったら、ここで寛いでみたいです(^-^*)。
冬には店内の薪ストーブが活躍するそうで、それも魅力的ですネ。
今回は残念ながら時間制限があって行けなかったのですが、
近くには日帰り入浴できる小さな旅館が3軒あることや、
「アド街ック天国」で紹介された評判のパン屋さん「麦(むじ)」、
そこでJAZZコンサートを開く予定もある事等いろいろ教えて頂き
お世話になりました。またいつか機会を作って訪れたいと思います。
※「東京の森のカフェ」は眺めるだけでも癒やされる、美しい
写真満載のおすすめ本です。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404 円
2018-08-12 15:34
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利尻・礼文の食事とお土産 [食事・雑記]
利尻・礼文島の食事&おみやげ編です。
7月は2種類のウニが食べられる良い時期なのだそうです。
涼しかったオタトマリ沼付近にホタテを焼くバター醤油の良い香りが
漂っていて、引き寄せられました。アスパラガスや熱々のお茶と一緒に
ハフハフしながら焼きたてを頂きました。じゅわっと旨味が広がります。
俳優さんのサインが飾られていた「ホテル利尻」の夕食は、品数豊富!
ほっけ等魚は100円でもキャベツが1玉500円など、島で収穫できない
野菜類が高値でアマゾンなどの運賃も高いと聞くと、
遠くから食い荒らしに来て申し訳ないような気もしましたが。。
あちこちに飾られている「海藻アート」や、浴室前に湧き水が飲める
設備があるなど、この土地ならではの良さが生かされていました。
夕食後、フロント前で自由参加の講演会が2つあり、行ってみました。
1つは利尻島での暮らしがわかる、島在住のお母さんのお話でした。
島で見られる花や動物について(泳いできた熊の事も・・)の解説や
進学や仕事で島を離れる人とフェリーで別れのテープを切る3月の恒例行事、
家族や近所の人も総出で行う昆布やウニの漁と加工作業の様子、
自然保護の為、登山者に携帯トイレを持参してもらっている事などを
ユーモアたっぷりにお話しして下さいました。
もう1つは、利尻富士に魅せられて島に移住してしまったという
山岳写真家・林久夫さんの写真展とスライドによるトークです。
四季折々の利尻山と雲が織りなす風景は溜息が出るほど美しい。
講演後も写真好きや山好きが残って撮影時の裏話を教えて頂いたり
話が弾みました。写真の一部はこちらからご覧頂けます。↓
(勢いで上のDVDを購入。↑涼しい部屋で眺めると極楽気分です。)
金田の岬での昼食「舟盛り御膳」では新鮮なウニ、イクラ、
ボタンエビ、サーモン、タコの5種を堪能しました。美味い!
レストラン正面に利尻山の絶景が広がる「三井観光ホテル」の夕食↓。
これでもかというくらい海鮮類が続きます。私がカニの身を取り出そう
と苦戦する横で、嬉しそうに箸を持って待ち構える者が。。(息子です)
礼文の漁師さんが朝獲ってきた魚を焼いて提供しているというこの店の
昼食、↓見た目は地味でも一番美味しかった・・のに店名を忘れました。
お土産は「男の食彩」というTV番組で取り上げられたふりかけ
「利尻っ子」。昆布・つのなしおきあみ・いか・あおのり・ごまが
入っておにぎりの具や冷奴、おひたしにも重宝しています。
利尻昆布ラーメンは、暑い日続きでまだ食べておりません(m--m)。
猫岩・桃岩・地蔵岩 [風景・写真]
利尻島の西沖にあり、アイヌ語の「レプン(沖の)シリ(島)」が
名前の由来といわれている礼文島。島を覆う緑が美しい。
西側にある「猫台桃台展望台」は、階段を少し登るだけで絶景が
楽しめる観光名所。右下に小さく見えるのが「猫岩」です。。↓
耳を立てた猫の後ろ姿に見える・・でしょうか。ピンボケで
拡大してもわかるような、わからないような?(笑)
250mもの高さがある「桃岩」は、海底の堆積物とマグマで
できたものが隆起したといわれ、内部が露出しています。かつて
アイヌ民族同士の戦の舞台にもなったそうで、一見のどかなこの
地も地質的・歴史的に激動の時代があったと思うと感慨深い。。
展望台を降りて海岸沿いを進むと見えてくるのが「地蔵岩」。
平らに切り立った茶色い壁のような所です。
岩も面白いですが、近くで干している昆布も気になります。
干す際に裏表を間違えると真っ直ぐな昆布にならないそうです。
この手前にメノウの産地だったという「メノウ浜」があります。
採り尽くされているとは思いつつ、お土産屋さんにオマケで頂いた
「メノウの原石の袋詰め↓」を参考に浜で探索してみました。
目移りして関係ないものばかり拾ってしまいましたが・・
↓左から二番目の豆粒みたいな白いのがメノウの原石らしいです。
結局全部浜に戻しましたが、手のしわが目立つのに今気がついた。
右上は「うにむき体験センター」に置かれていた貝。この穴は貝同士
の争いで破れ、相手の貝に開けられてしまったものだそうです。
それを人間が拾ってアクセサリーや工芸品にして売っている、という
のは「漁夫の利」みたいというか何というか。。
「うにむき体験センター」では生きているウニを自分でむいて
塩水で洗い、その場で食べることができます。中身を取り出した後
もトゲトゲが動くのが怖くて撮影だけしましたが、挑戦した家族は
美味しかったと言っていました。。( ・∀・)
各地で災害が続く中、申し訳なさも感じつつ連載してしまったこの
記録も、次回の食べ物・みやげもの編で終わります(m--m)。
2018-08-01 13:31
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礼文島ミニハイキング [風景・写真]
利尻島からフェリーで40分、花の浮島と呼ばれる礼文島に到着しました。
天気予報の「曇り・湿度100%」ってどういう状態なのかと思ったら・・
濃霧で立っているだけで湿ってくるので、レインコートが必要でした。
澄海(スカイ)岬も、海の色が美しいことは朧気ながらわかります。
この霧に守られて礼文島では海抜0mから高山植物が見られるとか(@@)。
再び花ガイドさんの案内で桃岩展望台へのミニハイキングに参加しました。
イブキトラノオが見頃を迎え、濃霧に包まれた幻想的な光景が広がります。
しかし、何と言っても最も衝撃を受けたのは、こちらの植物です。
1~3mにもなる巨大な「エゾニュウ」!!不思議すぎる謎の生命体・・
・・ではなくて、茎を山菜として食すセリ科の植物だそうです。
今年は爆発的に繁茂しているらしく、余計インパクトがありました。
似ているけれど茎が細く小柄なのは、エゾノヨロイグサです。↓
花が上向きなのはリシリアザミ、下向きはチシマアザミと聞きましたが・・
北海道のエーデスワイスと称される「レブンウスユキソウ」。少し傷んで
いますが、この可憐な花を一番楽しみにしていました。咲いてて良かった♡
(レブンウスユキソウ)↑ (クサフジ↑)
(これはヤマハハコか?) (トウゲブキ) (ヤマブキショウマ)
(ミソガワソウかな)↑ ↑露が綺麗なこれは何?
(チシマワレモコウ) (レブンシオガマ?) (オオハナウド?)
ほとんどが疑問符付きで申し訳ありませんが、記憶が薄れてどこの写真か
判らなくなってしまうので、UPだけして誤魔化す事にします。。
ご興味のある方は宜しかったら花ガイドさんが教えてくれたこちらの
サイトをご覧くださいネ(m^^m)。
昼食場所の金田の岬に着く頃には天候も回復し始めました。
アザラシの群れがこの辺りに3ヶ所あって、遠くの岩の上でシンクロ
みたいに尻尾を持ち上げたり海に潜ったりする様子が見えました。
とても静かでのんびりした雰囲気です。イワベンケイの花も咲いています。
幻想的なのも良いけれど、やっぱり晴れていると嬉しいなあ。。
曇天の姫沼~仙法志御崎公園 [風景・写真]
利尻・礼文弾丸ツアーの内、前回記事のように晴れていたのは1日
だけで、あとは濃霧や曇りでした。新千歳空港で利尻空港行きに
乗り継ぐ際も、危うく足止めになる所でした。。
午前中降っていた雨も何とか上がったものの、よろけそうな強風が
吹いています。花ガイドさんの解説をガイドレシーバーで聞きながら
利尻島の姫沼や南浜湿原を回りました。
歩くペースが結構早く、メモをとったりカメラのピントを合わせる
余裕もなくて、花の名前もうろ覚え。(↓桑の実)・・なので
違っているよ~と気づいた方は情報をお寄せ下さい(m^^m)。
暴風にブンブン揺れていたヨツバヒヨドリ↑
(イワガラミ) (クルマユリ) (ミミナグサ?)
オニシモツケはあちこちで見かけました。(上は姫沼、下は南浜湿原の
もの)。ここから先は巨大なミズバショウの葉が印象的な南浜湿原です。
(ツリガネニンジン?) (ミツガシワ) (オオウバユリ)
天皇皇后両陛下が8月に来訪されることになり、急遽桟橋部分を整備した
というオタトマリ沼周辺。天気のせいで荒涼感が増しています。↓
荒海が迫力満点だった仙法志御崎公園(^0^)↓。これはこれで最果て
らしい気がしますが、視界が悪くてホラーか事件現場のよう。。
晴れていたら利尻富士ものぞめる絶景のはずなのですが(^^;)。
(キタノコギリソウ↑) これは何だっけ?
人慣れして近づいてくるアザラシとオオセグロカモメがso cute!!
足がピンクなのがカモメで、黄色いのがウミネコなのだそうです。
次回も濃霧の中のミニハイキングが続きます・・(m--m)
利尻富士と富士野園地 [風景・写真]
北海道の北西にある最果ての島、利尻・礼文に行きました。
関東地方では連日35度を超える猛暑が続いていましたが、
こちらでは最高気温が21度で風も強く長袖が必要でした。
(それでも現地の方は暑さを訴えておられました・・@@)
利尻島は利尻富士と呼ばれる美しい山と裾野からなる丸い島です。
アイヌ語で「リ」=高い、「シリ」=島。アイヌ民族は文字を持たな
かったので後から漢字をあて「利尻島」という名称になったそうです。
山が霧や雲に隠れて全貌が見えないことが多く、余計に撮影欲を
そそられる「にわか利尻富士マニア」が多数・・(*゚∀゚*)。
海を隔てたお隣の島、礼文からも眺めることができます。
利尻島にある富士野園地という所は、吉永小百合さん主演の映画・
「北のカナリアたち」の撮影にも使われたそうで、宿泊先のホテル利尻
に原作者・湊かなえさんや出演俳優さんのサインが飾られていました。
草原、岸壁、青い空と海・・なかなか良い眺めです。
下写真の手前、黒っぽい所は高級な利尻昆布が揺れているのでした(^0^)。
エゾカンゾウの花の時期が過ぎていたのは残念ですが、所々に
エゾカワラナデシコなどの可愛らしい花が咲いていました。
ご訪問が遅れてすみません。多分、島記事が続きます。。(m--m)
実がなっていた [風景・写真]
35度前後の猛暑が続く中、息子の要望により少しだけ
歩いていたら、歩道の真ん中に黄色い物体を発見(左下)。
見上げると、枝が張り出した樹木に実がなっていました。
スマホは望遠が効かずピンボケですが・・これは甘夏?
塀沿いにブラックベリーらしき実もたわわに実っています。
おいしそう・・(@^▽^@)
しっとり美しい柿の実姉さんや、ちっちゃな柑橘君もいました。
(梅ではないです↑ぼ~っと生きててすみません,チコちゃん)
さっきからフワフワ飛んでいる綿毛の正体は、アザミさんですか?
ベロリンと反り返っている薄桃色の花弁が暑さのあまり
舌を出している様に見えてしまう庭のユリ・・(カサブランカ)
車を降りて歩くと、日頃見過ごしているものが目にとまりますが
帽子と塩分・水分補給は必須です。しかも、これからが夏本番。
炎天下での救援活動の厳しさを思うと、本当に頭が下がります。。
2018-07-15 18:34
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あまりにも・・ [食事・雑記]
大雨による甚大な被害の報道を見て、呆然としています。
辛くて胸が痛むけれど、見ていることしかできず情けない。
自然災害があまりにも頻繁で規模が大きすぎる。これからの
日本は仮想敵国に対する軍事費より災害復旧費、軍事訓練より
災害救助を第一に、今後も起ると予想される大規模災害にも
備えていかないと、崩壊してしまうのではないかと心配になる。
某国を喜ばせるばかりでなく、災害対策の先進国、エキスパート
として尊敬され、誇れる国になれないものだろうか。
被災地でのボランティア経験もなく、防災訓練しかした事が
ない(^Д^)ような自分にこれからできることは何だろう・・。
松本智津夫らの死刑が執行された。事件について本人から何も
聞き出せないまま何故このタイミングなのだろう。公安の必要性
を国民にわかりやすく示す為?高学歴だというオウムの幹部達は
「平然と嘘をつき倫理観に欠け、自らの保身が最優先の胡散臭い
人物」を崇拝・盲信し、絶対的権力を持つ者の元で善悪の判断も
見失い、より高い地位を保証してもらうため忖度をする者まで
いたという。・・これは最近あまりにもよく聞く話ではないか?
日大アメフト部、AB首相周辺、大手企業、そして最近ではなく
戦前にも?
加藤剛さんが亡くなられた。私にとっては大岡越前よりも
NHK大河ドラマの「獅子の時代」の苅谷の印象が強い。
自由民権運動を扱った骨太なこのドラマがあまりにも好き
すぎて、加藤剛さんと菅原文太さんの大ファンになって
しまった。役を離れてもお二人は凜として芯が通っている
素敵な方達だったと思う。少し前に小学生で初めてファン
になった芸能人・西城秀樹さんも亡くなられ、寂しくて
しかたがない。。
くじや抽選など比較的当たる(少額専門)のだが、たまに
しか引かないセブンイレブンの三角くじはハズレてばかり。
気合いを入れてBOX内をひっかき回すのがいけなかったか
とふと思い、一番上をそっと引いたら初めて当たった・・
ゴディバのチョコレートドリンク↓。(ハズレ無しか?)
仕事を休めず、引き受けたくなかったPTAの役員決めの
ジャンケンでもよく負けていたが、ある時「絶対やりたく
ない!と力が入る人ほどグーを出し、どうでもいいと力が
抜けている人が出すパーに負ける」という話を聞いた。
セコイ話だが、あまりにも力が入りすぎるのはよくない。
上野の森美術館は久しぶりすぎて、その隣に飲食店が多く
入ったビルが出来たのを知らなかった。ふと見ると、かつて
六本木ヒルズ店がオープンした時、行きたいと思っていた
梅蘭という店も入っていた。何年来だかわからない憧れの
「梅蘭やきそば」。(海鮮辛口梅蘭やきそばを食べました)
パリっとしたかたやきそばの屋根の下で、トロッとした
海鮮達が仲良くお留守番している逸品、あまりにも美味しく
すぐにリピートしたくなった。今度はエビチリ入りで。。
兵糧攻めとかカツ丼を前に自白を強要されたら弱いタイプです。
(以前同じような話を書いている気がしてきた。。重複失礼!)
エッシャーとカタチをめぐる数学 [アート]
もうご覧になった方も多いかと思いますが・・
6月末、上野の森美術館に「ミラクルエッシャー展」を
見に行きました。http://www.escher.jp/(7/29迄)
すぐに入場できたものの、会場内ではじっくり鑑賞するための
列ができており、短気な自分も珍しく並んで見て廻りました。
下の様なエッシャーの騙し絵を初めて見た時(中学生の頃?)、
どうなっているのか不思議で眺め続けた覚えがあります。
が、うかつにもこれが「版画」で、生誕120年という比較的
最近の方なのだという基本的な事も知りませんでした。。
お兄さんが結晶学・地質学の学者で、数学者とも交流があった
とか、アルハンブラ宮殿のモザイク、無限という概念に強く
惹かれていたことなども今回初めて知りましたが、どうも
聖書を題材にした作品やアマルフィーの風景を見てもつい
騙し絵的要素を探してしまったりして。。(^^;)。
それにしても何故イスラエル博物館にこれ程多くのコレクション
(選りすぐりの約150点?!)があるのでしょうか?
今回の目玉は4mに及ぶ絵巻物のような「メタモルフォーゼⅡ」。
METAMORPHOSE(変化、変身)という単語を縦横に組んだ形から
正方形のモザイク→トカゲ発生→正六角形→蜂の巣→蜂、蝶・・
と次々姿を変えて白と黒に赤、空と海のものが交差・反転し、
やがて無機質な立方体→家→チェス盤→モノトーンの文字に
還っていく。。最初と最後が繋がることで永遠に循環し続ける
アニメーションを見ているような、「変化」という言葉を視覚化
したような・・移り変わるカタチの不思議に目眩がします。。
(上画像は印刷物から転用した一部ですが実際は一続きです)
(『昼と夜』1938年)
今でもエッシャーの作品は色褪せることなく、映画やゲームの
背景にも使われるなど、人々を魅了し続けているのですね。
グッズ売場で、エッシャーの世界を数学的な視点から
紹介した『別冊「ニュートン」~奥深き「カタチ」を
めぐる数学』という面白そうな雑誌を見つけました。
有名な『滝』(1961年)という作品は、1958年に数学者の
ペンローズ親子が発表した「ペンローズの三角形」を2つ
組み合わせていることや、『物見の塔』で男が手にしている
立体と背後のちぐはぐな建物は、どちらも足下に置かれた紙
に描かれている「ネッカーの立体」(どの辺を手前とみなす
かで見え方が異なる)に基づいているものだということ、
「メビウスの輪」や「正多面体」、敷き詰められるタイル張り
の法則等、題材となった図形に関する簡単な解説が載っていて
数学が苦手な私には嬉しい特集でした(^^)。
※上の2つの画像は展覧会場の出口で配られていたあぶらとり紙
とうちわです。協賛のミネルヴァさん、暑い日に気が利きますね!