SSブログ

奇想の系譜 [アート]

渋谷ハチ公前広場、ハチ公はどこへ?

IMG_20170802_181410.jpg

平日のbunkamuraは空いているから好きです。小雨が降っていたので

トロルさんの記事にあったポールダンス・スタジオは探し損ねてしまった・・昼は無いか。

IMG_08bunkamura2.jpgIMG_08bunkamura.jpg

つい寄り道してしまう花屋さんと本屋さん。いいわ~。

IMG_08花屋.jpgIMG_08書店2.jpg

前回記事の映画の後にザ・ミュージアムで「ベルギー奇想の系譜」展を見ました。

1IMG_08奇想.jpg

このポスターを見た時から楽しみにしていたのですが、前半は

「バベルの塔」展のボス派やブリューゲルと被ってやや食傷気味。。

「7つの大罪」の動画は面白いけど、「7つの徳目」はつまらないなあ。

地獄の方が人間らしくて楽しそう・・なんて思う罰当たりな私[がく~(落胆した顔)]

見飽きた感もあるけどマグリットはハズレがないですね。

リュカさんの過去記事でも取り上げられていた、

ポール・デルヴォーの「海は近い」も、幻想的で良かった~。


IMG_08奇想3.jpg

後半の現代アートはなかなか振るっていました。

トマス・ルルイのブロンズ作品「生き残るには脳が足らない」(2009年)。

現代人の歪んだ悩みを表しているそうで、なるほどすごい頭でっかち。

そしてレオ・コーベルス「ティンパニー」という作品(2006-2010)は

手足を縛られ逆さ吊りにされた骸骨。口には芸術を象徴する絵筆、

肋骨には富や名誉を表す金塊を抱え、頭蓋骨がダン!ダン!と

行進曲のようなリズムでティンパニーを叩きます(^^;)[るんるん][るんるん]


2IMG_08奇想.jpg

ヤン・ファーブルの「第十六章」(2010年)は、

新興宗教の教祖になったタモリさんが「せんとくん」と合体したみたいな像。

やたらと立派な金ピカの角がインパクト大。

何を聞いても「ニャー」しか言わない猫に小難しい質問を

続ける「猫へのインタビュー」というサウンド作品や

磔にされたキリストが高速のジェットコースターで振り回されて

いるみたいに見えるオブジェなど、

不思議で風刺のきいた作品を見ることが出来ました[グッド(上向き矢印)]

(美術展の画像はポストカードを撮影したものです)

※  ※  ※

ここから先はサケビー編です


nice!(44)  コメント(18) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。