メタルフェティッシュと見立ての世界 [アート]
前回記事から続く「メタル・フェティッシュ」展。
金属を愛する現代アート作家4人と1ユニットによる
金属造形作品の競演を楽しむことができます。
(日本橋高島屋6F「美術画廊X」にて9/17まで)
篠田守男「世阿弥」 ・ 「空飛ぶ工場 TC8615」
篠田守男「ボロブデウールⅠ」・・だったでしょうか?(スミマセン)
金属×遺跡の組み合わせにゾクゾクします。明和電機「GM魚立琴」
はくるくる回転しています。竪琴として演奏するのも聞いてみたい。。
菅野猛「祈りの道具」(右)。避雷針のような先端から金属の
粒を入れると、涼やかな音をたてて下から転がり出てきます。
音が出るのが面白くて子供の頃に繰り返し遊んだ、おもちゃの
レジスターやパチンコ台、ビール工場をちょっと思い出したり
しましたが、それよりずっと繊細で神聖な作品です(^^;)。
内林武史「Imagination energy」・「月の眠る場所」は
工場の夜景のような、硬質でファンタジックな美しさ。。
う~ん、大好きだった建築現場の足場を思い出す。。(^^)
斬新で、見応えのある展示の充実ぶりもさることながら
係の方が撮影しやすいように照明を調節して下さったり、
スコープの撮り方を教えて下さったり親切で感激しました。
※
日本橋高島屋の9階では、9/23までこちらの展示も開催中です。
NHKの朝ドラ「ひよっこ」のオープニングで、サザンオールスターズ
の曲にのせて、田中達也さんの作品が使われていましたね。
日本橋の風景も。。ケーキでできた高島屋、魅力的すぎる~
身近な日用品や食品などとミニチュア人形(フィギュア)で作る
「見立てワールド」。ネットで毎日アップされ話題になったそうで、
作品30点と写真100点という膨大な数が集められています。
ダジャレ混じりのタイトルもユーモラスで笑えます(@^▽^@)。
「田舎ぶらし」 「節水にご協力ください・・・」
「アボカ島」 「地球温暖化の影響がここにも」
「1本1本丁寧に塗られています」 「北海道のポテ地」
「甘の川」 「ひと泡吹かされ中」
「新パン線」。←レールの上をちゃんと走っていました。
「チャーフィン」(食品サンプルだそうです)
「25㎝プール」・「収納ベタな食器棚の奥にある世界遺産」(@^▽^@)
「芯シティ(ホチキスの芯)」・ 「裁縫な遊園地」
「埋もれた名曲を掘り起こす」 「新国立競技場デザイン案」
好きだわ、このタイトル→「リアルなメモ=メモリアル」!
感心しつつも、たくさん笑わせて頂き、とても楽しかったです。
拡散OKなので多数掲載させて頂きましたが、これはほんの一部。
あちこち巡回されると思いますので、興味のある方は是非どうぞ!