クリンソウを探しに [風景・写真]
日光「行ってみたかったベスト3」の2つめは、
この時期にしか見られない千手ケ浜の九輪草(サクラソウ科)です。
他の花同様、例年より早く見頃を迎えたとの情報を得て
「船の駅中善寺」バス停から遊覧船に乗りました。
男体山の溶岩流が川を堰き止めてできたのが中禅寺湖なのですね。
湖から臨むとなだらかな山の裾野が美しく、ご神体として拝みたくなる
気持ちもわかるような気がします。
今は有り難く観光させて頂いていますが、遠からずまた噴火する日が
来るのでしょうか。。
船のデッキで風を受けていると、涼しくて気持ちが良いです。
40分程で千手ケ浜に到着しました。
湖沿いに続く木立の中の遊歩道を歩くこと数分。
ありました!白とピンクの可愛らしいクリンソウが群生しています。
「段になって輪生する花の様子を、仏塔の先にたつ『九輪』に見立てた」
のがクリンソウの名前の由来だそうです。(「みんなの花図鑑」より)
思ったより茎が細くて背が高い( ´艸`)。「二人はクリンソウ~♬」
というのは川中美幸の「二輪草」のパクリ。←全然違うお花です(^^;)
緑が川面に映っていて、幻想的な感じがします。
ほぼ満開に近く綺麗です。(6月13日現在)
アクセスが悪くても頑張って行った甲斐がありました。
せせらぎ沿いをぐるっと廻りましたが、光が反射してしまって
こんな時にもっと撮影技術があれば・・と思います。
低公害バスで赤沼に向かう別ルートで帰ろうとしたら
千手が浜バス停には100人以上が待っていました(@@)。
大勢押しかけたらゆっくり見て回れず、荒らされてしまうから
仕方ないのかな。どちらにしろ時間に余裕がないと慌てます。
途中で乗り換えた菖蒲ケ浜では元気いっぱいの小学生達と
一緒になりました。遠足、晴れて良かったね(^^)。