桑原氏の作品を追って [アート]
何度か取り上げている桑原弘明さんの作品。
偶然にも都内3箇所で同時に7点が展示されていると聞き、
megさんと一緒にハシゴして回ることにしました。
アトレ恵比寿で腹ごしらえ。いつの間にか屋上が庭園になっています。
「タントタント」というお店に初めて行きましたが、前菜の
バイキングが充実していて、これだけでもお腹いっぱい?
メインのパスタも野菜たっぷりでヘルシーでした。
ギャラリーはどちらも駅から遠くないはずですが
万歩計をつけたいくらい歩数を稼いで
カロリー消費できる、方向音痴の私達。。(^Д^)
「ギャラリーまぁる」さんは、
大通りから一歩入っただけでこの雰囲気、素敵です。
「蜃気楼 美蕾樹を支えた作家達 シリーズⅠ」ということで
2006年に閉廊した渋谷の画廊「美蕾樹」に縁のある
四谷シモン氏の「人形の手」、巌谷國士氏の写真などと共に、
桑原氏の旧作を含む2点が展示されていました。
(9/16まで)https://galeriemalle.jp/
窓の奥にリボンで飾った調度品が見える部屋(一番上の画像左上)
光を当てると池に星が煌めく牧場(その右隣)は極小の静謐な世界。
※
次に向かった「シス書店」さんでは「エトワール(星)」が
テーマ。合田ノブヨさんや野中ユリさんのコラージュなど、
12人の作家さんの作品を落ち着いた空間で鑑賞できます。
桑原氏の作品は、室内に彗星が流れるミニ・スコープと、
うずらの卵の中で生まれた土星の赤ちゃん?の2つ、
美しくて可愛らしいです。
(一番上の画像の右上2つ。)
以前好きだった映画「20世紀少年読本」の林海象監督が
作られたオブジェや、宇野亞喜良氏のイラストもあり。。
今ちょっとはまっている山尾悠子さんの限定商品
(最新刊「飛ぶ孔雀」のサイン本や歌集↑挿画:山下陽子さん)の
販売もあり、好きな物に囲まれ居心地が良い所でした(^^)。
最後は日本橋タカシマヤ6F「美術画廊X」の
「メタル・フェティッシュ展」。金属フェチには嬉しい
硬質でメカニカルなアートの数々。
顕微鏡と天球儀と鉱物を組み合わせた外観だけでも
鑑賞に値しますが、中を覗くと何故か宇宙が見えます。
右上のスコープは、ライトを当てると昼夜のように
中の部屋の色合いが変わって二度楽しめます。
こちらも、うずらの卵の中に椅子が入っている@@。
それにしても、3つのテーマ全部にリンクしてしまった
桑原弘明さん、大忙しだったことでしょう。
ちょっと小さめの作品が多かったけれど、満足です。
(作品のタイトルを書き留め忘れてスミマセン!)
美術画廊Xのみ撮影可能でした。他の方の作品も
面白かったので、次回UPしたいと思います。
2018-09-12 21:14
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