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みうらじゅんフェス [アート]

3月25日まで、武蔵小杉の川崎市市民ミュージアムという所にて

「みうらじゅんフェス マイブームの全貌展」絶賛開催中です。[わーい(嬉しい顔)]


みうらじゅん氏(略してMJ)は「マイ・ブーム」「ゆるキャラ」等の

命名者、サブカル界の帝王といわれていますが、本業は・・何?

その還暦を祝い60年の活動の軌跡を追った展覧会のポスターが

至る所に貼られ、武蔵小杉はMJに占拠されたかのよう(@@)。

この人は世界的に有名なアーティストなの?と思う人もいるかも。。

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まずはご幼少の砌から愛用し続けたスクラップブックの「コクヨ」

から贈呈された「ゴールデン・スクラッップ」と「ツッコミ如来」

が入口でお出迎えしてくれます。・・なんでやねん!(*^O^*)

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MJご本人の御言葉、1歳の時からの収集癖を匂わせる家族写真
(この時のオモチャがまだとってあるそうです)の後は、膨大な量の
スクラップ・収集物、創作物がこれでもか!と並べられています(笑)。
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こういうのが得意な男の子ってクラスに大体2人くらいはいたものでしたが・・
勝手に発行した新聞記事の執筆・イラスト・編集をこなし、自ら設定した締切り
に追われ、読者も自分で務めるという徹底したセルフプロデュースっぷり(笑)。
じっくり眺めていると日が暮れてしまうので、ここは山田五郎先生が案内役と
なって展覧会の見所をMJ本人に解説するという笑える映像や、アホらしい程詳細
な年表を参考に、時間配分を考えながら回る事をおすすめします(^^)。
MJが世間一般の流行とは関係なく、自分だけの流行=マイ・ブームの遍歴を
実際の商品の展示を見ながら辿れるのはなかなか楽しいです。
京都出身というのが仏像や土産物に興味を持つきっかけになったのでしょうか。
「ヘンジク(変な掛け軸)」や「いやげもの(もらって困る土産物)」
「カスハガ(絵葉書セットに数あわせの為入っている意味不明なハガキ)」、
特産物を盛り込みすぎた「ゆるキャラ」、誰が買うのか疑問に思うような
「フェロモンレコード」等々、なんてことない地味なモノに可笑しさを見出す
嗅覚の鋭さと、絶妙なネーミングセンスは最高デス!!
著作権の問題が怪しいので載せませんが、「ムカエマ(他人が見るとムカつい
たりツッコミを入れたくなるような、とんでもない願い事が書かれた絵馬)」
や「カスハガ」には笑いすぎて呼吸困難に陥りました(@^▽^@)。
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漫画家ブームは伝説の原稿料0円の雑誌「ガロ」でのデビュー、高校の3年間で
誰にも頼まれずに400を超えるフォーク曲を作った経験(視聴できます)は、
後の「いかすバンド天国」での「大島渚」(「カリフォルニアの青いバカ」、
好きでした)や安齋肇氏との「勝手に観光協会」の活動へ繋がっていくのですね。
っていうか、大人になってもずっと同じようなことを続けているって・・(*゚∀゚*)
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アート作品も笑えます。「清張」「アウトドア般若心経」「転がるハニワに苔むす」
週刊文春やメンズクラブの下絵・原稿等々・・
 
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小学校1年生の時に描いた王冠を載せた鯨の絵を先生に咎められた際、お母様が
「子供のすることは全て正しい!」と啖呵を切って以来、この親子のする事は
何でもOKになったとか、「ローリング・馬鹿(馬鹿であり続けたい)」という
インタビューでのお話にもちょっと感動してしまいました[わーい(嬉しい顔)]
好きなものを追求し続けて、それが仕事として成り立つのは限られた人だけなの
でしょうが、成り立たなくても膨大な時間と私財とエネルギーを投入してきた
MJのような生き方は羨ましいというか、憧れます。←キケン?
「ビッックリハウス」の糸井重里さん、「本の雑誌」の椎名誠さん等、当時
好きだった方達には共通する空気、柔軟で自由な精神が感じられます。
「人生エロエロ」のR18コーナーもあります。みんなで武蔵小杉へLet's go!

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