「世界の巨樹と絶景の森」 [本・漫画・TVなど]
最近寒いし先立つ物もないので、もっぱら脳内トリップを試みるうっかりくま。
丁度図書館で「絶景特集」絶賛開催中なので、また写真集でスミマセン。。
タイトル通り世界の巨樹や森を、地域ごとに分けて解説してあります。
上はイエメンの竜血樹。毛細血管の様な、ヅラを被ったシイタケか火星人みたいな
面白い形そこには過酷な環境で生き延びる知恵が詰まっているのでしょうね。
次はおなじみ屋久島のスギ原生林。「幹の樹脂分が多く腐りにくく、樹齢二千年を
超える個体が多数存在する」!行きたい~!と、ベストシーズンを調べてみたら
何と冬は雪が降るのですね。亀の産卵や天の川が見える夏は下界が40度になり
台風、虫も大変そうなので5月や10月末がいいのかな?雨後も美しいらしいし。
レスピーギの交響詩「ローマの松」の題材にもなった「イタリアカサマツ」。
樹高は25m位、「毎年硬くて巨大なマツカサの落下による事故がある」とか。
事故とは、頭部打撲や車体の陥没の類でしょうか?(推測です)
ソノラ砂漠の弁慶柱(!)という世界最大のサボテンは「年に6mm位伸び、
75年で枝分かれし150~200年で15mになる」って観察した人、偉い!
「星の王子さま」に出てくるバオバブの木、「日立の木」で有名になったハワイ
オアフ島のアメリカネムの樹、樹齢2200年・樹髙84mのセコイア国立公園の
「シャーマン将軍の樹」など、巨木ファンには嬉しい写真がいっぱい。
南アフリカプレトリアのジャカランダ並木、ドイツのケラーヴァルト・
エーダーゼー国立公園のヨーロッパブナなど、行けないけど素敵ですネ。
人間の一生をはるかに超える樹齢の木々を見ると心が落ち着きますね。
包容力のある、穏やかで達観した長老と向かい合っているみたい。
といってもそんな長老、物語の中でしか出会ったことがありませんが。
樹木が人間の行いによってみだりに寿命を縮めることがありませんように。。
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2015/07/21
- メディア: 単行本
ほんとにシイタケか毛細血管みたいで面白い形の木でやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2017-01-12 21:51)
ぼんぼちさま、ありがとうございます。
こんな樹が群生していたらビックリしますね。
「竜血樹」という名前も何だか凄い!
by うっかりくま (2017-01-12 23:36)