鉱物カフェの虹標本 [食事・雑記]
虹色になるコレステリック液晶で「虹標本」というものを作りました。
下の写真は出来上がりの見本です( ´艸`)。
鉱物好きには憧れの「Cafe SAYA」というお店が東十条にあります。
土日のみ開いている小さなお店ですが、ワークショップやちょっとした
面白い理科実験も行っており、今回初めて参加してみました。
詳しくはこちら→ http://kirara-sha.com/
(ネットショップ「きらら舎」の実店舗が「Cafe SAYA」です。)
鉱物の名前(燐灰石、蛍石など)がついたソーダを飲みつつ
元教師でもある店長のSAYAさんの説明を聞きます。
(ソーダの中身は普通にブルーハワイやベリーです。)
そして配られた作成キットで各自実験開始(^O^)!
・・といっても白い粉末にスポイトで精製水を注入し、
ジップロックの中でひたすらコネコネするだけ。
なのですが不器用な自分のはダマだらけになりました(^^;)。
この粉末はヒドロキシプロピルセルロース(HPC)という
医薬品添加物にも使われる人体には無害なもので
水を含むと液晶になり、濃度により反射する光の色が変わるのです。
予約参加した6名とお店の方2名で和やかにお話ししたり
お店の品物を物色したりしながらこね続け、
白い部分がなくなったら数時間放置し、小瓶等に絞り入れます。
温度や水分量を変えたり、ブラックライトを当てると色が変化するそうですが、
きれいな虹色になってきたので、しばらくはこの色を楽しむことにしました。
お店の中は鉱物標本やモルフォ蝶、オウム貝などが所狭しと並んでいて
ワクワクしてしまいます。子供の頃からアクセサリーになった宝石より
ゴツイ岩石の方が何となく好きなのです(^▽^)。
鉱石の秤売りもしています
下の写真はアンティーク時計のケースを使った「鉱物タルト」(@@)。
こんな時間に行けるのは最初で最後かもしれないので
お財布と相談しながらお土産を厳選。
(左からレジンアクセサリー/赤鉄鉱/雪硝子の卵/蛍石)
これらに光を当てるとこんな風になります。ひゃあ~!!(*゚∀゚*)
買い物だけなら予約なしでOKです。
(わかりにくい箇所を9/27に修正しました)
2017-09-25 23:42
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コメント(10)
化学反応!?面白〜い!!
こういうのが家にあると何時間でも眺めていたくなりますww
by ちぃ (2017-09-27 13:40)
モルフォや貝類などの虹色という色彩に惹かれる感覚、
それを人工的に作り出すのは面白いですね。
たとえばタマムシという種類の布地もありますし、
自然に生じる虹色を人工物に移したいという
人間の願望としての意味合いがあると思います。
宝石より原石というのも、
たとえば科博のおみやげ売り場に並んでいる
鉱物標本を思い出してしまいますが、
澁澤龍彦の書斎もそんな雰囲気だったはず。
ジュエリーでも貴石よりもあまり高価でない
素朴な石のほうが味があるように感じます。
山尾悠子がお好きだったら、
澁澤龍彦とともに塚本邦雄は必読です。
by lequiche (2017-09-27 13:44)
ちぃ 様
ありがとうございます。今回もビニールが破けたり、
実験で机を焦がす人もいたそうですが、店長が大らか
な方なので助かります。まだ白い所が残っていて空気も
入っちゃってる失敗作ですがUPしてしまいました(^^)。
クラゲの観察会なんていうのもあって楽しそうですヨ。
by うっかりくま (2017-09-27 14:09)
lequiche様
そういう感覚をわかって頂けて嬉しいです。
自然界に存在するものには、人が手を加える以前の
力強さ、その色や形である理由や成り立ちがわかる
安心感があります。科博のみやげもの売場も好き
で鉱物標本もいくつか持っています。もちろん、
頂けるものなら宝石も有り難く頂きますが(笑)
ヘマタイトは250円、硝子玉は100円でした。
それでも要らない人は買わないでしょうけどね。
渋澤龍彦は極めるとマズイ気がして高校の頃は
敢えて避けていましたが、以前思った程危険な香り
はしなくなったような?社会的に認知されてきた
のか自分が大人になったからなのか・・。
塚本邦雄もその系列なんですね、やっぱり(^^)。
日常生活に支障が無い程度に読もうと思います。
by うっかりくま (2017-09-27 14:45)
周回遅れでごめんなさい。
鉱物の名前がついたソーダ飲みながら、工作なんて、
大人の夢ですね〜
わたしも川や海岸に転がってる光らないままの石も、すき!
加えて、蓄光のプラスチックのおもちゃもすき!
暗闇で光る、ってとっても惹かれる現象です。
自由時間があったら気持ちが満たされること、しましょ。
by トロル (2017-09-27 18:07)
トロル様
全然遅れてないですヨ~。トロルさんにも気に入って
いただけるのではないかと思っていました(^^)。
店長さんもお客さんも、そういうのが好きな人達が
集まって楽しめるって、確かに「大人の夢」ですね♪
店長さんはお母様の介護の為に家でできる仕事を
しながらこのお店を継ぎ、徐々に本腰を入れるように
なったそうで、いろんな生き方があるなあ、と。。
私は赤羽生まれなので、久しぶりに隣駅で降りるのも
東十条の商店街が活気があるのも嬉しかったデス。
by うっかりくま (2017-09-27 19:45)
どれも美しい色ですね。
by JUNKO (2017-09-27 21:17)
おじゃましまんねんやわ。
私の知らない世界ですが、でも、おもしろそー!
無造作に置いているようにも見える、鉱物の原石(と言うのでしょいうか?)
実に美しいものですね。
新たな気付きであります。
by うめむす (2017-09-27 21:36)
JUNKO様
ちょっと暗めの店内は、様々な色の鉱物や硝子、
外国の古い切手やアンティーク時計の部品など
で埋め尽くされていて、とても素敵でした。
ブラックライトや日の光、蛍光灯と光源を変えると
別な色が現れるところがまた、たまらないです(^^)。
by うっかりくま (2017-09-27 22:01)
うめむす様
私は顕微鏡のプレパラートや試験管を割るなど
実験には不向きすぎるタイプだったので、今頃
こんなことをしているとは我ながらビックリです。
授業に興味を持ってほしい先生やアート作品を
作っている方もネタ探しに?来店されていました。
テンテテン!は岸和田のだんじり囃子ですよ~。
鳳のは違うのかしら。その土地ならではの形は
できればそのまま受け継いでほしいですね。
by うっかりくま (2017-09-27 22:10)