さいたまトリエンナーレとJLミュージアム [アート]
世界に開かれた創造と交流の現場をつくりだし、共につくる、参加する芸術祭、
というコンセプトのさいたまトリエンナーレ2016が9月24日から始まりました。
http://saitamatriennale.ne.jp とはいえあまり市民にも知られていない様子。
いつどこで何をやっているのかよく判らないながら(笑)「創作人形国際公募展」
もあった岩槻の展示を散歩がてら見て回りました。
駅前から会場の旧民俗文化センター行シャトルバスが出ています。
通勤電車の車窓に映る風景を集めた「車窓を集めるプロジェクト」、
「洗濯文化」がテーマの部屋等ベッドタウンさいたま市らしい企画かな?
そして「目」という作品。実はこれが一番気に入っていたのですが、撮影禁止、
口外禁止!・・「別の天気の日に行って見たい」もダメかしら?
もう1か所古民家を舞台に家とは何かを問いかける向井山朋子さん演出・
湯浅永麻さん出演のインスタレーション&パフォーマンス「HOME」。
踊っていない時も古民家で写真を投げ散らかしておらました。斬新!
さいたま新都心のさいたまアリーナには、かつてジョン・レノンミュージアム
という素晴らしい施設があったのですが、10年限定だったので2010年に
惜しくも閉鎖されてしまいました。ジョンと小野洋子さんが出会う前のお互いの
活動からジョンが亡くなるまでの山あり谷ありの人生を俯瞰できると共に、
アーティスト ヨーコ・オノの作品に触れられる貴重な場所でした。
お二人の言葉が天井から降るようにたくさんの透明なプラ板に吊るされ
揺れている、光に満ち溢れた明るい部屋は圧巻でした。生きることの喜び、
愛、希望が感じられる部屋で終わるその構成に感動したものでした。
ヨーコさん、才能豊かで、強くてしなやかで、素敵な方だと思います。。
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